変数・定数とは?
イメージ的には箱です。プログラムには色々な値を扱います。その値を入れたり取り出したりする箱のことを変数・定数と呼びます。
変数・定数の作り方
変数の作り方
var 箱の名前 = 23
定数の作り方
let 箱の名前 = 3.14
箱の名前をつける時のルール
箱の名前は、適当につけて良いというわけではありません。以下のルールに従って決めてください。
ルール1:小文字から始める。
必ず、英数の小文字から始めてください。
ルール2:次の英単語は大文字から始める。
二つの英単語を使うときに、次の英単語は大文字から始めてください。
ルール3:スペース入れない。
スペースは入れないでください。
例
user name → userName
main image → mainImage
変数と定数の違いと代入方法
違いは、上書き・変更できるかどうかです。
変数は、何度も上書き・変更ができますが、定数は一度代入したら、それ以降上書き、変更はできません。
変数での上書き・変更
var myAge = 23 myAge = 24 print(myAge) // 24
定数での上書き・変更
let pi = 3.14 pi = 5
エラーになってしまう。pi
には再代入できません。
変数と定数を使ってみる
Xcodeでプロジェクトを作成し、以下のように変数・定数を作り、それをprintしてみましょう。
class ViewController: UIViewController { var myAge = 23 let pi = 3.14 override func viewDidLoad() { super.viewDidLoad() myAge = 24 print(myAge) pi = 5 print(pi) } }
まとめ
- 変数と定数というのは、箱というイメージ。
- 変数の宣言は、var 箱の名前 = 初期値
- 定数の宣言は、let 箱の名前 = 初期値
- 変数と定数の違いは、上書きできるかどうかの違いで定数は上書きできない。
- 宣言する場所としては、基本的にはクラスの下に書くこと。