8月から現場が変わり、これからUSキーボードMacを使うことになりました。最初はやっぱ使いにくいかなぁとか思ってましたが、色々と設定してポイントを押さえて慣れれば全く問題ないので、行った設定や気をつけるポイント、JIS、USとのメリットデメリットを紹介していきたいと思います。
と記事を書こうとしたら、ちょうど同じタイミングでmonographの堀口さんがJISかUSかの動画を出していました。正直、言いたいことを全て言われてしまったなという感じです笑。まぁでも設定の細かい手順などは、この動画ではわからないので、この記事ではそこをしっかりと解説していきたいと思います。
USキーボードとは?
まず、Macのキーボードは何種類かありますが、日本人はJISキーボードか、USキーボードのどちらかを使っているかと思います。
それぞれ何が違うのかというと、キー配列とキー印字が違います。
JISというのは、Japanese Industrial Standardsの略で、日本産業規格のことなので、日本人向けに作られたキーボードです。なので、日本人はJISキーボードを使っている方が多いかと思います。
で、今回の記事で紹介するのが、英国のUSキーボードです。
JISキーボード
USキーボード
USキーボードを使うメリットデメリット
- キーにひらがなが印字されていないのでシンプルで美しい
- 記号の配列が統一されていて直感的にわかりやすい
- スペースが大きい
- バックスラッシュ(\)が打ちやすい
- 日本ではJISの方が圧倒的にシェアが高いので、人に教えたり会社の端末や他の端末を触るときに大変。ミスった時「俺USキーボードなんだよねぇ」とか言い訳しなきゃいけない。。。
- 慣れないと、Enterが小さくてバックスラッシュ(\)を打ってしまうことがある。
- ちょっとカスタマイズしないと、カナ変換やcontrolの位置など使いにくい。(英数とかなのキーボードがない。)
- 日本語の印字がないので日本語で打ちにくい
という感じですかね。
自分は、会社から支給されたMacBookがUSキーボードだったので、これからUSキーボードを使っていきますが、家のMacはJISキーボードです。ですが、これから変えるつもりはありませんし、これからもJISキーボードを使っていきたいと思います。やはり慣れてるし、人に教えるってことを考えると、JISを使っていた方が良いのかなという感じです。
ただ、USキーボードも使えるようになっていた方がかっこいいですよね笑。なので、会社からUSキーボードが支給されたのは良い機会だと思っています。
USキーボードを使いこなす方法
デメリットにも書きましたが、多少カスタマイズしないと使いにくいです。
主に以下の2つのカスタマイズを行います。
- caps lockとcontrolを入れ替える
- かなと英数のキーを作る
caps lockとcontrolを入れ替える
USキーボードだと、controlの位置が左下なので、結構押しにくいですね。(JISに慣れてるから)プログラミングしているときに、control + commandとか使うのですが、小指が攣りそうです。
ということで、JISと同じように、controlの位置をTabキーの下に配置しましょう。
メニューバーからりんごマーク > システム環境設定
キーボードを選択
①キーボードを選択
②修飾キーをクリック
①Caps Lockのところを^ Controlに変更
②OKをクリック
これで、caps lockがcontrolに変更されました。
caps lockを使う方は、元々あるcontrolと置き換えてもOKです。自分はcaps lockは使わないというか、逆に邪魔なキーなので今回はどこにも割り当てていません。
かなと英数のキーを作る
USキーボードの最大の問題の、かなと英数のキーがないという問題です。ここは、どのように対応するのかというと、JISはスペースの左右に英数とかながあるのですが、USは、左右はどちらもcommandキーになります。
commandは重要なので変更したくないのですが、commandって単体で押すことってほぼないんですよね。なので、単体で押した時にかなや英数のキーの役割をして普通にcommandとしても役割をできるようにするというのが一番JISキーに近づけます。
ということで、スペースの左右のcommandにかなと英数を付与していきましょう。
controlなど主流なキーボードは設定から変えられるのですが、細かい設定はアプリを使わないと変えられません。ということでアプリをインストールして対応していきたいと思います。
Download v14.6.0
というボタンをクリック
ダウンロードフォルダーからKarabiner-Elements-14.6.0.dmgをダブルクリック
Karabiner-Elements.pkgをダブルクリック
続けるをクリック
インストールをクリック
パスワードを求められたらパスワードを入力
閉じるをクリック
自分は一度行っていたので、手順はありませんでしたが、Shiftキーの左右のキーボードを押さなければならない手順があります。画面の指示に従って対応してください。
インストーラーはもう必要ないのでゴミ箱に入れるをクリック
①Finderを開いて、アプリケーションフォルダを選択
②Karabiner-Elementsをダブルクリック
①Complex Modificationsをクリック
②Add ruleをクリック
Import more rules from the Internet (Open a web browser)をクリック
International (Language Specific)をクリック
「For Japanese (日本語環境向けの設定) (rev 6)の右側のImport」をクリック
許可ウィンドウが表示されたら許可してください。
Importをクリック
「コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する (左コマンドキーは英数、右コマンドキーはかな) (rev 3)」の右側のEnableをクリック
あとは、Macで許可しなければなりません。
システム環境設定を開いて、セキュリティとプライバシーを選択
①プライバシーを選択
②入力監視を選択
③鍵マークをクリックしてパスワードを入力
④karabiner_grabberとkarabiner_observerのチェックをON
スクショをトリア忘れてしまったのですが、一般にてKarabinerを許可する手順があったような気がします。。
①一般をクリック
②鍵マークをクリックしてパスワードを入力
③Karabinerを許可する
これで、スペースの左右のコマンドが、かなと英数になっているはずです!
参考文献